理想と現実のギャップが激しい職業NO.1のインテリアコーディネーター。
みなさんが実際に働いたときに「あれ、思っていたのと違う…」と落胆しないよう、インテリアコーディネーターとして働いていたときの私の仕事内容をリアルにお伝えしたいと思います。
もくじ
インテリアコーディネーターの仕事内容
インテリアコーディネーターの仕事内容を検索すると、だいたいみなさん見る内容は同じだと思います。
- ヒアリング
- プレゼン作成
- お客様と打ち合わせ
- 見積もり作成
- 契約
- アフターフォロー
勘違いしてはいけないのは、上記の仕事内容は、一人前になってからのもの。
インテリアコーディネーターの下積み時代が抜けています。
下積み時代(未経験入社直後)に任される仕事は上記とまったく違います。
インテリアコーディネーターの補助業務
補助業務と言えば聞こえはいいですが、未経験の私が入社直後に任された仕事は、雑務でした。
未経験の人がインテリアコーディネーターとしてすぐに仕事を任せてもらえるなんてそんな甘い話はありません。 お客様にも自分の為にも下積み時代は必須で、雑務は当たり前の業務。
下積み時代を経て、やっとインテリアコーディネーターと名乗れるようになります。
しかし、インテリアコーディネーターの仕事内容を鵜呑みにしていた私は「思っていたのと違う…」こう思った入社直後、辞めることばかり考えていました。当時のことは以下にまとめています。
この下積み時代がきついことから、辞めてしまう人も多いんです。
インテリアコーディネーターになりたいという欲が大きければ大きいほど、入社後のギャップにやられてしまうと思います。
会社にもよるとは思いますが、インテリアコーディネーター未経験者が最初にする仕事は「雑務」です。
入社直後の「雑務」って何をするの?
雑務(インテリアコーディネーターの補助業務)とは何をするのか?私が任された雑務はざっとこんな感じでした。
- 会議やプレゼンで使用する資料作成
- ショールームなどのアポ取り
- 打ち合わせの準備
- お茶出し&片付け
- 電話対応
- イベントの受付対応
- 引き渡し資料まとめ など
一般的な企業での補助業務を想像して頂ければと思います。
当時私は、インテリアコーディネーターの仕事をこう表現していました。
インテリアコーディネーターは残業たっぷりの事務職
最初の業務は、どの職種もパソコンと1日にらめっこ状態なのかもしれませんが、私のようにインテリアコーディネーターという職種に夢をもって入社してしまうと、ギャップとやらに直面します。
私は、インテリアコーディネーターの仕事=お客様とのコミュニケーションが当たり前にあると思っていました。しかし当時は、上司の打ち合わせにも同席させてもらえない状況。ただただパソコンと向き合う日々に不満しかありませんでした。
しかし一人前になっても、インテリアコーディネーターに雑務はつきものです。
インテリアコーディネーターとして働いた実感としては、6:4(事務作業:お客様)といった感じ。入社直後は10:0(事務作業:お客様)ですから、覚悟をもって入社してください。
ある程度仕事に慣れてきたときの私の1日の流れは以下にまとめました。
入社直後から色々と挑戦させてもらえる環境であればラッキーですね!
インテリアコーディネーターの仕事だけではない
フリーランスなどは別として、ハウスメーカーやリフォーム会社などで働くと、インテリアコーディネーター兼営業など、インテリアコーディネーター以外の仕事も担うことが多いです。
私自身、ハウスメーカーで営業をしながらインテリアコーディネーターを務めました。
営業としてお客様とお家づくりを進めながら、インテリアコーディネーターとしてのアドアバイスをしたり、プラン作成をするといった感じです。
それをメリットととるかデメリットととるかは人それぞれですが、ハウスメーカーなどはインテリアコーディネーターとしてできることの範囲が決まっているので、慣れてくると飽きてしまう人は多いです。
できることの範囲とは?
ハウスメーカーは標準仕様が決まっており、その中でプランを考えるとなるとどうしてもパターン化してしまいます。オプションを入れすぎるとお客様の予算を大幅に超えてしまう、でも標準仕様だけだとお客様にも満足してもらえない…そこら辺との葛藤があります。
このように、働く場所によっては縛りが発生します。しかしやりようはあります。
私自身、お客様によってはプランを複数作成していました。
お客様の好きなイメージだけを考えて作成したプランを採用して頂けることもあります。
その嬉しさは今も忘れることができません。
どこでどう働くか
インテリアコーディネーターとして活躍できる場は様々です。
上記のように、どこで働くかによって、できることの範囲が決まってしまうかもしれません。
しかし自分なりに工夫して働くことで、考えが変わることもあります。
どこでどう働くか
「どこで働くか」を重視するのではなく、「どこでどう働くか」を考えてみて下さい。
最後までご覧くださりありがとうございました。