今回の内容は、女性なら誰しも考えるであろう結婚後の仕事について。
私は続けられませんでした。
職場の環境にもよるとは思いますが、結婚後ならまだしも、出産後フルタイムでの仕事となるとインテリアコーディネーターとして働くのはかなり難しいです。
子育てと両立しながらインテリアコーディネーターとしてうまくやっている方もいらっしゃるので、一概には言えませんが、私のリアルをお伝えしたいと思います。
もくじ
インテリアコーディネーター未経験なら3年は結婚できない
私はインテリアコーディネーターとして注文住宅で働いていました。
転職活動中の私の目標は、女性のインテリアコーディネーターが多い企業に再就職することでした。
とにかくインテリアコーディネーターとしてバリバリ働きたかったんです。
嬉しいことに第一希望の企業に転職できたのですが、面接を思い返してみると結婚について話があったことを思い出しました。
面接官は女性2人。
私のやる気をかってくれた面接官が、最後の質問でこんなことを聞いてきました。
3年は結婚せずに頑張れる自信はある?
当時、未経験なのに面接してもらえることが嬉しくてたまらなかった私は
はい、あります!
深く考えず、とっさに答えていました。
未経験の私をインテリアコーディネーターとして一人前に育てる為には3年の時間が必要だと。
バカ正直に「ありません」なんて答えていたら、私はインテリアコーディネーターとして働けていなかったと思います。
3年はバリバリ仕事かぁ…
「インテリアコーディネーターとして活躍するには結婚が遠のく」と思った瞬間でした。
3年は短いようで長いですから、それなりにたくさんの出会いがあります。その中でも仕事を優先する覚悟が問われるので、今思えば女性にはなかなか難しい質問だったなと思います。
すべての企業がそうとは限りませんが、少なからず未経験でインテリアコーディネーターになりたいなら、そのくらいの時間はがむしゃらに働く必要があるのかなと。
インテリアコーディネーターという職業は、なりたい人が目指してなる職業なので、覚悟を持った人がたくさんいます。私自身毎日刺激をもらっていたので、仕事をバリバリこなしたい女性には最高の職業かと。
仕事終わりに「合コン」なんてありえない
仕事にも慣れてきた半年後、SNSで友達が「飲みいくぞ~!合コンだ~!」とキラキラしているとき…
私はパソコンとにらめっこ状態。
周りの友達が仕事終わりに楽しんでいる中、私は本当に仕事に生きていました。
上司が当たり前に仕事をしていると、その世界が当たり前になってしまうんです。
ケッコン?ナニソレ?
当時、仕事ができる女性がカッコイイ!と心から思っていたので、もっと遊びたいと思っていたかというとそうではありませんでした。
でもそれは同棲中の彼氏(今の夫です。)がいたからこその余裕だったのかもしれません(笑)
もし当時同棲していなかったら、私は今結婚せずにバリバリ働いていたかもしれないとふと思うときがあります。
1年隠れて同棲し、気付いたこと
同棲を禁止されていた訳ではありません。
でもなぜか、言わないでおこうと思う自分がいました。
3年は結婚しないと言った手前、言えない雰囲気だったというか…なんというか…
仕事をバリバリこなす女上司に、浮ついていると思われたくなかったのかもしれません。
1年隠れて同棲し、気付いたことは
ずっと働き続けるなんて無理だ
ということでした。
同棲したことで結婚後をイメージできた
同棲時、何とか仕事と家事の両立はできていましたが、疲労はどんどん蓄積されていきました。
- 晩御飯の準備
- 洗濯
- お弁当の準備 など
自分だけなら適当に済ませてしまうことも、相手がいるとそうはいきません。
仕事おわりにスーパーに寄って、家事をこなすとほぼ毎日日をまたいでいました。
今思うと考えられない毎日ですが、自分のやりたい仕事だからという理由で何とか1年やりきりました。
結婚後もインテリアコーディネーターとして働くのは無理かもしれない、いや、無理だ。
同棲をしたからこそ、結婚後どうしたいか、よりリアルに考えられました。
その結果、どちらかを選ぶなら私は家族との時間を選ぼうと思ったのを今でもハッキリと覚えています。
私の場合、同棲相手が建築関係(私より帰りが遅く、朝も早いw)だった為、生活リズムが同じようなものでうまくいっていましたが、定時帰りの公務員さんと付き合っていたりしたら、間違いなく破局していたと思います。
私よりも仕事の縛り時間が長い相手なだけに、そのキツさも分かるから、美味しいご飯を食べさせてあげたいし、家事も頑張ろうと思えていました。
同棲することで2人の相性はもちろん、自分の仕事との向き合い方が決まります。
結婚後は仕事を辞めると決めてからは、インテリアコーディネーターとしてやり残すことがないよう、より一層仕事に励みました。
インテリアコーディネーターとしての充実した毎日
満足したからこそ憧れだったインテリアコーディネーターから手を引く決断ができたと思います。
辞めた今でも「後悔はない」と心から胸を張って言えます。
インテリアコーディネーターに憧れをもっている方の中には、結婚後も働きたいと思っている方も多いでしょう。その中でいつかは結婚したいと思っているなら、あなたもいずれはインテリアコーディネーターとしての道を離れる日がくるかもしれません。
でもそれは、マイナスなことではないです。世間一般がどうとか、他人にどう思われようと、自分が納得いく選択が1番です。
もちろん両立する道を選ぶ方も中にはいると思いますが、無理だけはしないように。
インテリアコーディネーターは本当に良い仕事です。 自分の考え方次第で人生は大きく変わりますから、後悔のない選択をしてください。ぜひ満足するまで楽しんで下さいね。
最後までご覧くださりありがとうございました。